“犯跡”の読み方と例文
読み方割合
はんせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四宮理学士の絞殺も同一手段で行われたのであったが、学士が女史の犯跡はんせきを握っていたので、むをず殺害したものらしい。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
翌る日、八五郎が八丁堀の組屋敷で調べた熊井熊五郎の犯跡はんせきを、半紙三枚ほどに書き連ねたのを持つて來ました。
「どうしたらかろう。」と、彼は犯跡はんせき湮滅いんめつついて考えた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)