“特權”のいろいろな読み方と例文
新字:特権
読み方割合
とくけん80.0%
ライセンス20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程美術家には若い女を裸體にして熟視じゆくしするといふ特權とくけんがあるから、何も其の裸體がめづらしいといふので無い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
特權とくけん利用りようして、はう不當ふたうそでしたるのだらうと、じつ當地たうち勤役きんやくはじめににらんでおいた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
其上所謂詩的特權ライセンスに因つて、時としては長短自在である。例へばパトロクロスはパートロクロスとなり、パトロークロスとなり、パートロークロスとなり得る。
イーリアス:02 例言 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)