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焼傷
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やけど
ふりがな文庫
“
焼傷
(
やけど
)” の例文
旧字:
燒傷
彼の頭が、
薬罐
(
やかん
)
のように、赤くてかてかと禿げているのも、実は
焼傷
(
やけど
)
の跡ではなくて、その頃に引き受けた悪い病気の名残りなそうである。
再度生老人
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
悪魔は不意を打たれて、手やら足やら顔やら
焼傷
(
やけど
)
をしました。けれども、そんなことには閉口しません。
豆小僧の冒険
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
その時の
名残
(
なご
)
りの
焼傷
(
やけど
)
の
痕
(
あと
)
が残っていて、右足の指が五本とも一つにくっついてのっぺりしていた。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
「でも洋服だからよかつたのです。これが和服だつたら
身体中
(
からだぢゆう
)
焼傷
(
やけど
)
をするところでした。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
怨
(
うら
)
んで出やしないだろうか、火箸で
焼傷
(
やけど
)
をして困っていやしないだろうか、枕の所にあの何とも言えない色をした蛙が来ているようで、私
蒲団
(
ふとん
)
を頭からすっぽり
被
(
かぶ
)
って明朝は早く起きて
雪の日
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
▼ もっと見る
私達はその男をボートの中に引き上げてみると、それは、ハドソンと云う若い水夫であった。彼はひどく
焼傷
(
やけど
)
をし、ひどく
労
(
つか
)
れていたので、翌朝まで何事が起きたのか彼から聞くことは出来なかった。
グロリア・スコット号
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
彼は、胸と顔面と、両手とを、ひどく
焼傷
(
やけど
)
したきりであった。
芋
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋