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むけい
ふりがな文庫
“
無形
(
むけい
)” の例文
弦吾は
無形
(
むけい
)
の敵と闘った。血を油に代えて火を点じ、肉を
千切
(
ちぎ
)
って砲弾の代りに撃った。何とかして、この中から義眼のレビュー・ガールの、名前を見付け出したい。
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さうして
無形
(
むけい
)
の
鎖
(
くさり
)
で
繋
(
つな
)
がれた
儘
(
まゝ
)
、
手
(
て
)
を
携
(
たづさ
)
えて
何處
(
どこ
)
迄
(
まで
)
も、
一所
(
いつしよ
)
に
歩調
(
ほてう
)
を
共
(
とも
)
にしなければならない
事
(
こと
)
を
見出
(
みいだ
)
した。
彼等
(
かれら
)
は
親
(
おや
)
を
棄
(
す
)
てた。
親類
(
しんるゐ
)
を
棄
(
す
)
てた。
友達
(
ともだち
)
を
棄
(
す
)
てた。
大
(
おほ
)
きく
云
(
い
)
へば
一般
(
いつぱん
)
の
社會
(
しやくわい
)
を
棄
(
す
)
てた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“無形”の意味
《名詞》
無形(むけい)
形が無いこと。また、そのようなもの。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“無形”で始まる語句
無形式