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無宿者
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やどなし
ふりがな文庫
“
無宿者
(
やどなし
)” の例文
斯
(
か
)
ういふお
慈悲
(
なさけ
)
深
(
ぶか
)
い
旦那様
(
だんなさま
)
がおありなさるから、
八百膳
(
やほぜん
)
の
料理
(
れうり
)
を
無宿者
(
やどなし
)
に
下
(
くだ
)
されるのだ、お
礼
(
れい
)
を
申
(
まう
)
して
戴
(
いたゞ
)
けよ、お
膳
(
ぜん
)
で
戴
(
いたゞ
)
くことは、
最
(
も
)
う
汝
(
きさま
)
生涯
(
しやうがい
)
出来
(
でき
)
ないぞ。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老女 ほんとうにそうだよ、わたしがまごつき歩いてるのも長いことさ、初めて
無宿者
(
やどなし
)
になったときから。
カスリイン・ニ・フウリハン(一幕)
(新字新仮名)
/
ウィリアム・バトラー・イエイツ
(著)
「射っておやり、人助けになるよ、ほんとうに。
無宿者
(
やどなし
)
なんか盗みでもするより芸がありやしない。盗みどころか、
彼奴
(
あいつ
)
等はもっともっと悪いことをするんだよ」
乞食
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
クール・デ・ミラクル(訳者注 昔乞食や浮浪人らの集まっていたパリーの一部)の
撞木杖
(
しゅもくづえ
)
にすがって、
棍棒
(
こんぼう
)
に変わり得る撞木杖にすがって歩いている。自ら
無宿者
(
やどなし
)
と称している。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「けれど私たちは
無宿者
(
やどなし
)
を
泊
(
と
)
める譯にや行かないよ。飛んでもないこつたよ。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“無宿者”で始まる語句
無宿者奴