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為損
ふりがな文庫
“為損”の読み方と例文
旧字:
爲損
読み方
割合
しそん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しそん
(逆引き)
卒
(
いざ
)
と云ふ場で貴方の腕が鈍つても、決して
為損
(
しそん
)
じの無いやうに、私
好
(
よ
)
い
刃物
(
きれもの
)
をお貸し申しませう。さあ、間さん、これをお持ち遊ばせ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そしてもし、
為損
(
しそん
)
じれば、男として腹を切らなければならないから——武家奉公というものがこんなものなら
廃
(
や
)
めたほうがいい。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから刀を座右に置いて、両手を張って、「介錯頼む」と叫んだ。介錯人落合は
為損
(
しそん
)
じて、七太刀目に首を墜した。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
為損(しそん)の例文をもっと
(10作品)
見る
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
損
常用漢字
小5
部首:⼿
13画
“為”で始まる語句
為
為事
為方
為替
為人
為様
為体
為合
為来
為業
“為損”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
佐々木邦
三遊亭円朝
吉川英治
森鴎外
国枝史郎
泉鏡花