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為向
ふりがな文庫
“為向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しむ
66.7%
しむけ
16.7%
シム
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しむ
(逆引き)
女の口から言わせるように
為向
(
しむ
)
けて、そして自分が止めるのをも聴かず、女が
敢
(
あえ
)
てするようになることを望んでいた。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
為向(しむ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しむけ
(逆引き)
弘前に
入
(
い
)
ってから、五百らは
土手町
(
どてまち
)
の古着商伊勢屋の家に、藩から
一人
(
いちにん
)
一日
(
いちじつ
)
金
一分
(
いちぶ
)
の
為向
(
しむけ
)
を受けて、下宿することになり、そこに半年余りいた。船廻しにした荷物は、ほど経て
後
(
のち
)
に着いた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
為向(しむけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
シム
(逆引き)
かう言ふお
為向
(
シム
)
けをすることが、家庭元来の拠るべき形式とすれば、宮廷だつて、之にお拠りにならなければならなかつた。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
為向(シム)の例文をもっと
(1作品)
見る
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“為”で始まる語句
為
為事
為方
為替
為人
為様
為体
為合
為来
為業
“為向”のふりがなが多い著者
小栗風葉
近松秋江
森鴎外
永井荷風
折口信夫