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点心
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てんじん
ふりがな文庫
“
点心
(
てんじん
)” の例文
旧字:
點心
禅家で
点心
(
てんじん
)
というが、一片の食を投じて、霊肉の
腐乱
(
ふらん
)
を
済
(
すく
)
うという意味通りの役を、この一口の湯が、兵馬のすべてに向って与えたようです。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
窓々のどつしりした
絢爛
(
けんらん
)
な模様の
緞子
(
どんす
)
のカーテンが明暗を調節した
瀟洒
(
せうしや
)
な離れの洋館で、花に疲れた一同は中央の真白き布をしたテエブルに集まつて、お茶を飲み、
点心
(
てんじん
)
をつまみ
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
時にとってのよい
点心
(
てんじん
)
になるかも知れない、と思ったけれど、あたりに
鉄瓶
(
てつびん
)
もなければ、火鉢もない——ああ、やっぱり寝ていた方がいいなと思いました。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
例の慢心和尚はこの時、
点心
(
てんじん
)
でありました。膳に向って
糊
(
のり
)
のようなお
粥
(
かゆ
)
のようなものを一心に食べていました。その食事の鼻先へ、ムク犬が
呻
(
あえ
)
ぎ呻ぎ逃げ込んで来ました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“点心”の解説
点心(てんしん、zh: j=dim²sam¹<ディムサム>、en: dim sum)とは中華料理の軽食の総称である。菜(中華料理の主菜)と湯(中華スープ)以外のものを指す。
(出典:Wikipedia)
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“点”で始まる語句
点
点頭
点綴
点滴
点々
点火
点燈頃
点燈
点睛
点前