あかり)” の例文
石室も元のようにして蝋燭のあかりを消して其処等そこいらをも片付けて、厭がるお蘭の手をとって、連れ立ち、鴨居の横を西に切れて東浦賀へ出まして、徳田屋と申す舟宿がありまして
提燈のあかりが小さくなるばかりであります。
嵐の夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)