“火格子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひがうし50.0%
ひごうし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、まだ上唇うはくちびるを靜かに指で撫でゝゐた。そして、その眼も、依然として夢みるやうに爐の火格子ひがうしを見守つてゐた。
広いものものしい煖炉の火格子ひごうしは取りはずしてあり、薪がよく燃えるようにしてあった。その真中に大きな丸太が赤々とほのおをあげ、光と熱とをどんどん発散していた。