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瀟洒
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あつさり
ふりがな文庫
“
瀟洒
(
あつさり
)” の例文
勿論一人一人を
仔細
(
しさい
)
に観るなら
各
(
おの/\
)
の身分や趣味が
異
(
ちが
)
ふ
儘
(
まゝ
)
に優劣はあらうが、概して
瀟洒
(
あつさり
)
と
都雅
(
みやび
)
であることは
他
(
た
)
国人の及ぶ所で無からう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
勿論一人一人を仔細に觀るなら各〻の身分や趣味が異ふ儘に優劣はあらうが、概して
瀟洒
(
あつさり
)
と
都雅
(
みやび
)
であることは他國人の及ぶ所で無からう。
巴里の旅窓より
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
世間は気次第で忌〻しくも面白くもなるもの故、出来るだけは
卑劣
(
けち
)
な
鏽
(
さび
)
を根性に着けず
瀟洒
(
あつさり
)
と世を奇麗に渡りさへすれば其で好いは、と云ひさしてぐいと
仰飲
(
あふ
)
ぎ、後は芝居の噂やら弟子共が
行状
(
みもち
)
の噂
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
瀟洒
(
あつさり
)
として
美味
(
うま
)
い
夕飯
(
ゆふめし
)
であつた。ツウルの野菜料理と云へば土地の人が酒の味と共に誇る所だ
相
(
さう
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
正面には
四階
(
しがい
)
とも
御納戸
(
おなんど
)
色と白とで
瀟洒
(
あつさり
)
とした模様が施してある。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
瀟
漢検1級
部首:⽔
19画
洒
漢検1級
部首:⽔
9画
“瀟”で始まる語句
瀟々
瀟灑
瀟湘
瀟然
瀟麗
瀟湘亭
瀟湘夜雨