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漆絵
ふりがな文庫
“漆絵”の読み方と例文
読み方
割合
うるしえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うるしえ
(逆引き)
金泥
(
きんでい
)
を置き墨のうえに
膠
(
にかわ
)
を塗って光沢を出したものを
漆絵
(
うるしえ
)
と呼び、べに絵とともに愛玩されたが、明和二年にいたって、江戸の
版木師
(
はんぎし
)
金六という者
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
此
(
かく
)
の如き
手摺
(
てずり
)
の法は進んで享保に至り
漆絵
(
うるしえ
)
と呼びて黒色の上に強き
礬水
(
どうさ
)
を引きて光沢を出し更に
金泥
(
きんでい
)
を塗りて華美を添ふるに至りしが、やがて寛保二
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
図のこなし方に
大時代
(
おおじだい
)
の風があって、近頃の小器用な弱々しいものとは
雲泥
(
うんでい
)
の差があります。雑器の一つではありますが、今描く
漆絵
(
うるしえ
)
としては最も立派なものといえましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
漆絵(うるしえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“漆絵”の解説
漆絵(うるしえ)とは、江戸時代の浮世絵に描かれた彩色技法のひとつである。
(出典:Wikipedia)
漆
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
“漆”で始まる語句
漆
漆喰
漆黒
漆塗
漆器
漆間
漆桶
漆壺
漆紋
漆掻
“漆絵”のふりがなが多い著者
林不忘
柳宗悦
島崎藤村
永井荷風