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漆壺
ふりがな文庫
“漆壺”の読み方と例文
読み方
割合
うるしつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うるしつぼ
(逆引き)
「しかも、今夜にかぎって、
漆壺
(
うるしつぼ
)
のような闇夜ときている。あきらめようじゃねえか。
人為
(
じんい
)
は尽したぜ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どんづまりの真ッ暗な岩壁が、右側へ少し
窪
(
くぼ
)
みこんでいるらしい。その袋穴の
漆壺
(
うるしつぼ
)
みたいな狭い所に、人の眼らしいものがギラリと光っている。動かずに光っている。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その間は西方の沢が
裾
(
すそ
)
をひいて、まるで
漆壺
(
うるしつぼ
)
のような闇の盆地を抱いている。
淙々
(
そうそう
)
として白きは水、
岸々
(
がんがん
)
として高きは岩、関羽や関平の駒は幾たびも石ころや
蔓草
(
つるくさ
)
につまずきかけた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
漆壺(うるしつぼ)の例文をもっと
(6作品)
見る
漆
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“漆”で始まる語句
漆
漆喰
漆黒
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漆器
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漆掻
漆絵
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