“滝(たぎ)” の例文
旧字:瀧
弓削皇子(ゆげのみこ)(天武天皇第六皇子、文武天皇三年薨去)が吉野に遊ばれた時の御歌である。滝(たぎ)は宮滝の東南にその跡が残っている。三船山はその南にある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「滝(たぎ)つ河内(かふち)」は、今の宮滝(みやたき)附近の吉野川で、水が強く廻流している地勢である。人麿は此歌を作るのに、謹んで緊張しているから、自然歌調も大きく荘厳なものになった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
東(ひむがし)の滝(たぎ)の御門(みかど)に侍(さもら)へど昨日(きのふ)も今日(けふ)も召(め)すこともなし 〔巻二・一八四〕 日並皇子宮の舎人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)