“宮滝”の読み方と例文
読み方割合
みやたき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以上の話は、津村の祖母が亡くなった年のことであるから、宮滝みやたきの岩の上で彼が私に語った時からはまた二三年前にさかのぼる事実である。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
たぎ河内かふち」は、今の宮滝みやたき附近の吉野川で、水が強く廻流している地勢である。人麿は此歌を作るのに、謹んで緊張しているから、自然歌調も大きく荘厳なものになった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)