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淡黄
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うすき
ふりがな文庫
“
淡黄
(
うすき
)” の例文
几帳の
垂
(
た
)
れ
帛
(
ぎぬ
)
が一枚上へ掲げられてあって、
紫苑
(
しおん
)
色のはなやかな上に
淡黄
(
うすき
)
の厚織物らしいのの重なった
袖口
(
そでぐち
)
がそこから見えた。
源氏物語:52 東屋
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
さみしい好みの
水浅葱
(
みずあさぎ
)
の
縮緬
(
ちりめん
)
に、
蘆
(
あし
)
の葉をあしらって、
淡黄
(
うすき
)
の肉色に影を見せ、蛍の首筋を、ちらちらと
紅
(
あか
)
く染めた蹴出しの色が、雨をさそうか、葉裏を冷く、
颯
(
さっ
)
と通る
処女風
(
むすめかぜ
)
に
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吊橋の
淡黄
(
うすき
)
なる
瓦斯
(
がす
)
のもとを泣きゆく。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
淡黄
(
うすき
)
と、白と、肉色と
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
その中に
十歳
(
とお
)
ぐらいに見えて、白の上に
淡黄
(
うすき
)
の柔らかい着物を重ねて向こうから走って来た子は、さっきから何人も見た子供とはいっしょに言うことのできない麗質を備えていた。
源氏物語:05 若紫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
▼ もっと見る
浅緑
(
あさみどり
)
と
淡黄
(
うすき
)
と
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“淡黄(
淡黄色
)”の解説
淡黄色(たんこうしょく)は、色の一つで薄い黄色である。単に淡黄(たんこう)と呼ばれることもある。
(出典:Wikipedia)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
“淡黄”で始まる語句
淡黄色
淡黄毛
淡黄花
淡黄袍