“処女風”の読み方と例文
読み方割合
むすめかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さみしい好みの水浅葱みずあさぎ縮緬ちりめんに、あしの葉をあしらって、淡黄うすきの肉色に影を見せ、蛍の首筋を、ちらちらとあかく染めた蹴出しの色が、雨をさそうか、葉裏を冷く、さっと通る処女風むすめかぜ
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)