“消息(しらせ)” の例文
ヂュリ さ、乳母(うば)いの。……ま、何(なん)で其樣(そのやう)な情(なさけ)ない顏(かほ)してゐやる? 悲(かな)しい消息(しらせ)であらうとも、せめて嬉(うれ)しさうに言(い)うてたも。
ヂュリ 予(わし)の骨々(ほね/″\)を其方(そなた)に與(や)っても、速(はや)う其(その)消息(しらせ)が此方(こっち)へ欲(ほ)しい。これ、どうぞ聞(き)かしてたも。なう、乳母(うば)や、乳母(うば)いなう、如何(どう)ぢゃぞいの?
若(も)し嬉(うれ)しい消息(しらせ)なら、それを其樣(そん)な顏(かほ)をして彈(ひ)きゃるのは、床(ゆか)しい知(し)らせの琴(こと)の調(しら)べを臺無(だいな)しにしてしまふといふもの。