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浪子饅頭
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なみこまんぢう
ふりがな文庫
“
浪子饅頭
(
なみこまんぢう
)” の例文
田越
(
たごえ
)
の
蘆間
(
あしま
)
の
星
(
ほし
)
の
空
(
そら
)
、
池田
(
いけだ
)
の
里
(
さと
)
の
小雨
(
こさめ
)
の
螢
(
ほたる
)
、いづれも
名所
(
めいしよ
)
に
數
(
かぞ
)
へなん。
魚
(
さかな
)
は
小鰺
(
こあぢ
)
最
(
もつと
)
も
佳
(
よ
)
し、
野郎
(
やらう
)
の
口
(
くち
)
よりをかしいが、
南瓜
(
かぼちや
)
の
味
(
あぢ
)
拔群
(
ばつぐん
)
也
(
なり
)
。
近頃
(
ちかごろ
)
土地
(
とち
)
の
名物
(
めいぶつ
)
に
浪子饅頭
(
なみこまんぢう
)
と
云
(
い
)
ふものあり。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
饅
漢検1級
部首:⾷
20画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“浪子”で始まる語句
浪子
浪子様
浪子夫人