“浪子饅頭”の読み方と例文
読み方割合
なみこまんぢう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田越(たごえ)の蘆間(あしま)の星(ほし)の空(そら)、池田(いけだ)の里(さと)の小雨(こさめ)の螢(ほたる)、いづれも名所(めいしよ)に數(かぞ)へなん。魚(さかな)は小鰺(こあぢ)最(もつと)も佳(よ)し、野郎(やらう)の口(くち)よりをかしいが、南瓜(かぼちや)の味(あぢ)拔群(ばつぐん)也(なり)。近頃(ちかごろ)土地(とち)の名物(めいぶつ)に浪子饅頭(なみこまんぢう)と云(い)ふものあり。
松翠深く蒼浪遥けき逗子より (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)