“浅傷”の読み方と例文
旧字:淺傷
読み方割合
あさで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何としても掻き消えない一点の心残りは、かほど犠牲をなげうったひと太刀も、空しく、あいてを逸して、どうやら、浅傷あさでの程度に過ぎないことだ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浅傷あさでを負わせるか、ともかく、旅を続けられないようにするはずでしたが、親分が相手にならなかったので、それも駄目
刃物きれものも悪かったか横にいだぐれえだから心配しんぺえはねえ、浅傷あさでだったは勿怪もっけ僥倖さいわいなんにしても此処に居ちゃアいけねえから、早く船へお乗んなせえ。