“淺傷”の読み方と例文
新字:浅傷
読み方割合
あさで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先刻風呂場で、背中へ淺傷あさでを負つたと聽いた主人が、同じ脇差で背中から突き刺され、一と太刀に心の臟をやられて床の上で死んで居るのです。
幸ひ聟の錦太郎は淺傷あさでだ、子刻こゝのつ前に祝言の盃事をして、死んで行く娘に安心させようと言ふのだ
サツと身をかへすと、眼にも止まらぬ早業で、早くも二三人の捕方は淺傷あさでを負はされた樣子。