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淺傷
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あさで
ふりがな文庫
“
淺傷
(
あさで
)” の例文
新字:
浅傷
先刻風呂場で、背中へ
淺傷
(
あさで
)
を負つたと聽いた主人が、同じ脇差で背中から突き刺され、一と太刀に心の臟をやられて床の上で死んで居るのです。
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
幸ひ聟の錦太郎は
淺傷
(
あさで
)
だ、
子刻
(
こゝのつ
)
前に祝言の盃事をして、死んで行く娘に安心させようと言ふのだ
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
サツと身を
飜
(
かへ
)
すと、眼にも止まらぬ早業で、早くも二三人の捕方は
淺傷
(
あさで
)
を負はされた樣子。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その晩は、久留馬登之物ともう一人の仲間が、親分に喧嘩を吹かけ、手足を折るか、
淺傷
(
あさで
)
を負はせるか、兎も角、旅を續けられないやうにする筈でしたが、親分が相手にならなかつたので、それも駄目
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
淺
部首:⽔
11画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“淺”で始まる語句
淺
淺葱
淺草
淺黄
淺猿
淺薄
淺黒
淺間
淺墓
淺草寺