トップ
>
派出好
>
はでずき
ふりがな文庫
“
派出好
(
はでずき
)” の例文
宗助
(
そうすけ
)
は
此
(
この
)
派出好
(
はでずき
)
な
弟
(
おとうと
)
が、
其後
(
そのご
)
何
(
ど
)
んな
徑路
(
けいろ
)
を
取
(
と
)
つて、
何
(
ど
)
う
發展
(
はつてん
)
したかを、
氣味
(
きみ
)
の
惡
(
わる
)
い
運命
(
うんめい
)
の
意思
(
いし
)
を
窺
(
うかゞ
)
ふ
一端
(
いつたん
)
として、
主人
(
しゆじん
)
に
聞
(
き
)
いて
見
(
み
)
た。
主人
(
しゆじん
)
は
卒然
(
そつぜん
)
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗助はこの
派出好
(
はでずき
)
な弟が、その後どんな径路を取って、どう発展したかを、気味の悪い運命の意思を
窺
(
うかが
)
う一端として、主人に聞いて見た。主人は卒然
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
お兼さんはちょっと見ると、
派出好
(
はでずき
)
の女らしいが、それはむしろ色白な顔立や様子がそう思わせるので、性質からいうと普通の東京ものよりずっと
地味
(
じみ
)
であった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その兄の
派出好
(
はでずき
)
で勉強
嫌
(
ぎらい
)
であった昔も眼の前に見えるようであった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
派
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“派出”で始まる語句
派出
派出婦
派出過