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法體
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ほつたい
ふりがな文庫
“
法體
(
ほつたい
)” の例文
新字:
法体
彼を思ひ是を思ふに、身一つに
降
(
ふ
)
りかゝる
憂
(
う
)
き事の露しげき
今日
(
けふ
)
此ごろ、瀧口三
衣
(
え
)
の袖を絞りかね、
法體
(
ほつたい
)
の
今更
(
いまさら
)
遣瀬
(
やるせ
)
なきぞいぢらしき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
人の噂に
味方
(
みかた
)
の
敗北
(
はいぼく
)
を聞く
毎
(
ごと
)
に、
無念
(
むねん
)
さ、もどかしさに耐へ得ず、雙の腕を
扼
(
やく
)
して
法體
(
ほつたい
)
の今更變へ難きを恨むのみ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
『あゝ
餘
(
あま
)
りに哀れなる物語に、
法體
(
ほつたい
)
にも恥ぢず、思はず落涙に及びたり。
主婦
(
あるじ
)
が
言
(
ことば
)
に從ひ、愚僧は之れより其の戀塚とやらに立寄りて、暫し
𢌞向
(
ゑかう
)
の杖を
停
(
とど
)
めん』
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
體
部首:⾻
23画
“法”で始まる語句
法衣
法
法螺
法度
法被
法華経
法体
法師
法会
法華