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ほつたい
ふりがな文庫
“ほつたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
法体
85.7%
法體
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法体
(逆引き)
上皇は剃髪して
法体
(
ほつたい
)
となり、ひたすら信仰に凝つてをり、女帝は更に有閑婦人の本能によつて、その与へられた大きな趣味、信仰といふ遊びの中で、伽藍に金を投じ、儀式を愛し、
梵唄
(
ぼんばい
)
を愛し
道鏡
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
黙祷の禁忌のなかにさきいでる
形
(
かたち
)
なき蒼白の
法体
(
ほつたい
)
の薔薇の花。
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
ほつたい(法体)の例文をもっと
(6作品)
見る
法體
(逆引き)
彼を思ひ是を思ふに、身一つに
降
(
ふ
)
りかゝる
憂
(
う
)
き事の露しげき
今日
(
けふ
)
此ごろ、瀧口三
衣
(
え
)
の袖を絞りかね、
法體
(
ほつたい
)
の
今更
(
いまさら
)
遣瀬
(
やるせ
)
なきぞいぢらしき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
人の噂に
味方
(
みかた
)
の
敗北
(
はいぼく
)
を聞く
毎
(
ごと
)
に、
無念
(
むねん
)
さ、もどかしさに耐へ得ず、雙の腕を
扼
(
やく
)
して
法體
(
ほつたい
)
の今更變へ難きを恨むのみ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
『あゝ
餘
(
あま
)
りに哀れなる物語に、
法體
(
ほつたい
)
にも恥ぢず、思はず落涙に及びたり。
主婦
(
あるじ
)
が
言
(
ことば
)
に從ひ、愚僧は之れより其の戀塚とやらに立寄りて、暫し
𢌞向
(
ゑかう
)
の杖を
停
(
とど
)
めん』
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
ほつたい(法體)の例文をもっと
(1作品)
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