“法力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうりき66.7%
ほふりき25.0%
はふりき8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはすべて輪廻りんね造顕ぞうけんによることでござって、まして、限り知れたわれらの法力ほうりきでは、その呪いからのがれしむることはむずかしゅうござる
顎十郎捕物帳:15 日高川 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そして次第に法力ほふりきを得て、やがてはさきにも申した如く、火の中に入れどもその毛一つも傷つかず、水に入れどもその羽一つぬれぬといふ、大力の菩薩ぼさつとなられたぢゃ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
物堅ものがたい和上もわかいので法力はふりきうすかつたせゐか、入寺にふじの時の覚悟を忘れて其の娘をもらふ事にめた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)