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水涕
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みずばな
ふりがな文庫
“
水涕
(
みずばな
)” の例文
と意久地なく落ちかかる
水涕
(
みずばな
)
を洲の立った半天の袖で
拭
(
ふ
)
きながらはるか下って入口近きところに
蹲
(
うずく
)
まり、何やら云い出したそうな素振り
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「
老翁
(
じいや
)
、この
辺
(
へん
)
かい。」と、市郎は
立止
(
たちど
)
まって
顧
(
みかえ
)
ると、七兵衛は
水涕
(
みずばな
)
を
啜
(
すす
)
りながら進み出た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すると、七十八翁は、
水涕
(
みずばな
)
も氷りそうな中に立って、スケッチしていた筆をとめ
梅ちらほら
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水涕
(
みずばな
)
をたらした男の児等の面がまえを!
蕗のとうを摘む子供等
(新字新仮名)
/
長沢佑
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
涕
漢検1級
部首:⽔
10画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶