“比隣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひりん66.7%
となり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女を生めばなお比隣ひりんに嫁するを得、男を生めば埋没して百草にしたがう。君見ずや青海のほとり、古来白骨人の収むるなし。新鬼は煩寃はんえんし旧鬼は哭す。天くもり雨湿うるおうて声啾々しゅうしゅうたり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
家々に新穀を以て秋の酒をかもすことを制止せられて後、久しからずしてこの祭の日に干渉が下り、強制を以て比隣ひりんの祭の日を同じ日に変更させ、往来の余裕なからしめたのが地方官の手柄であった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
比隣となりのワラキア人はやはり翼とときつめあり、焔と疫気を吐く動物としおる由を言い、くだんドラコンてふ巨人に係る昔話を載す。