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歩行
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かち
ふりがな文庫
“
歩行
(
かち
)” の例文
おのおの抜き身の
鎗
(
やり
)
を手にした六人の騎馬武者と二十人ばかりの
歩行
(
かち
)
武者とを先頭にして、各部隊が東の方角から順に街道を踏んで来た。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「お
風邪
(
かぜ
)
のおからだで、この雨気のなかを
夜徹
(
よどお
)
しのお
歩行
(
かち
)
。お疲れもひと方ではござりますまい。城内へお入りあそばしたら一刻もはやく身を温めてお
寝
(
やす
)
みなされますように」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
治兵衛梅川などわが老畸人の得意の節おもしろく間拍子とるに
歩行
(
かち
)
も苦しからず、
蛇
(
じや
)
の滝をも一見せばやと思しが、そこへも
下
(
おり
)
ず巌角に
憩
(
いこひ
)
て、清々冷々の
玄風
(
げんぷう
)
を迎へ、
体
(
たい
)
静
(
しづか
)
に心
閑
(
のどか
)
にして
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
あきらめ兼ねた八五郎は、それでも追っ手をゆるめず、品川へ入って、
歩行
(
かち
)
新宿から南本宿まで飛びましたが、見覚えの駕籠は影も形もなく、
犇々
(
ひしひし
)
と身に迫るのは、噛み付くような空腹感です。
銭形平次捕物控:131 駕籠の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
乙「
歩行
(
かち
)
新宿の裏から出しアがッたんだ、今貸座敷を
嘗
(
なめ
)
てアがるんだ」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
馬に先んじ
歩行
(
かち
)
に立つ、近くに御者の曳きし馬、 385
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
歩行
(
かち
)
の人々のなかに加わってから、介三郎は、鹿野文八にそっとたずねた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“歩行”の意味
《名詞》
歩くこと。
(出典:Wiktionary)
“歩行”の解説
歩行(ほこう)とは、「歩く」ことであり、足(脚)による移動のうち比較的低速のものを言い、厳密にはどの瞬間も少なくともひとつの足が地面についたまま移動する動作を言う。「歩く」は「走る」と対比される。
(出典:Wikipedia)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“歩行”で始まる語句
歩行出
歩行事
歩行悩
歩行方
歩行歩行
歩行目附
歩行悪
歩行板
歩行能
歩行頭