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此度
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こんだ
ふりがな文庫
“
此度
(
こんだ
)” の例文
私はまた親睦会というから大方演じゅつ会のような
種
(
たち
)
のもんかしらとおもったら、なアにやっぱり
品
(
しん
)
の好い
寄席
(
よせ
)
だネ。
此度
(
こんだ
)
文さんも往ッて御覧な、木戸は五十銭だヨ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
新「サア出せ、出さねえと撲るぞ、厭でも撲るぞ、
此度
(
こんだ
)
ア手じゃアねえ
薪
(
まき
)
だぞ、放さねえか」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ハイ
私
(
わし
)
も暫く
音信
(
おとずれ
)
も致しません、また
参
(
めえ
)
りもしませんが、此の夏の
植付頃
(
うえつけごろ
)
に一度其の話の事に
就
(
つい
)
て
参
(
めえ
)
りまして、伊之助さんがにもお目に懸ったこともごぜえますが、
此度
(
こんだ
)
ア手紙が来て
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何を言ッてもとても私共の
言事
(
いうこと
)
を用いるようなそんな素直なお嬢さまじゃアないんだから、
此度
(
こんだ
)
文さんヨーク腹に落ちるように言ッて聞かせておくんなさい、これでもお前さんの言事なら
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此所
此間
此頃
此様