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此地
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こち
ふりがな文庫
“
此地
(
こち
)” の例文
それやこれやを
種〻
(
いろ/\
)
と案じた末に浮んだは一年か半年ほど清吉に
此地
(
こち
)
退かすること、人の噂も遠のいて我夫の機嫌も治つたら取成し様は幾干も有り
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
那地
(
あち
)
此地
(
こち
)
と
尋
(
たづ
)
ね居しが此所で御目に懸らうとは夢にも存ぜずと云時
勝手
(
かつて
)
にて御花さん/\と
呼
(
よぶ
)
聲
(
こゑ
)
の聞ゆるにぞ然らば後にと云捨て御花は
頓
(
やが
)
て立去けり
斯
(
かく
)
て忠八は三年
越
(
ごし
)
尋
(
たづ
)
ね
詫
(
わび
)
たるお花に
※
(
はか
)
らずも
今宵
(
こよひ
)
廻
(
めぐ
)
り逢たることなれば一時に
豫
(
かね
)
ての
望
(
のぞ
)
み足ぬと湯もそこ/\にして上り
夕飯
(
ゆふはん
)
も
仕舞
(
しまひ
)
お花の知せを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それやこれやをいろいろと案じた末に浮んだは一年か半年ほど清吉に
此地
(
こち
)
退
(
の
)
かすること、人の噂も遠のいて我夫の機嫌も
治
(
なお
)
ったら取り成しようは幾らもあり
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“此地”で始まる語句
此地方
此地震
此地形
此地球
此地辺
此地面
此地震史上
此地球内部状態