“種〻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろ/\50.0%
いろいろ25.0%
さま/″\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それやこれやを種〻いろ/\と案じた末に浮んだは一年か半年ほど清吉に此地こち退かすること、人の噂も遠のいて我夫の機嫌も治つたら取成し様は幾干も有り
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
何だか細かい線でいてある横物よこもので、打見たところはモヤモヤと煙っているようなばかりだ。あかや緑や青や種〻いろいろ彩色さいしきが使ってあるようだが、図が何だとはサッパリ読めない。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
人足軽子其他種〻さま/″\の入目を幾晩かかゝつて漸く調べあげた積り書、又一ツは彼所あすこを何して此所こゝを斯してと工夫に工夫した下絵図、腰屋根の地割だけなもあり、平地割だけなのもあり
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)