“正篤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさひろ66.7%
まさあつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安政五年戊午ぼご 正月、大いに攘夷じょうい論を唱う。閣老掘田正篤まさひろ京都に遊説ゆうぜいす。三月、大詔たいしょう煥発かんぱつ。四月、井伊大老たいろうとなる。六月、勅許ちょっきょたずして、米国条約の調印をなす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
安岡正篤まさひろなどが、宮本武蔵研究を発表していたのは、震災前だし、その以前に井芹経平いぜりきょうへいも武蔵会雑誌に書き、熊本には宮本武蔵顕彰会けんしょうかいが古くからあり、僕は見ないが
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
悠二郎が若君の正篤まさあつと初めて会ったのは、明くる年の三月のことであった。
桑の木物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)