“まさひろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正篤50.0%
正弘25.0%
正溥25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安岡正篤まさひろなどが、宮本武蔵研究を発表していたのは、震災前だし、その以前に井芹経平いぜりきょうへいも武蔵会雑誌に書き、熊本には宮本武蔵顕彰会けんしょうかいが古くからあり、僕は見ないが
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秋冬のかうに、主家阿部家と伊沢氏とに賀すべき事があつた。彼はじゆん九月十一日に正弘まさひろが老中に列せられたことである。二十五歳の老中であつた。此は十月に榛軒が躋寿館の講師にせられたことである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
是が福山阿部の分家である。分家二世は靱負正依ゆきえまさより、三世は長門守正利まさとし、四世は靱負正溥まさひろ、五世は隼人正純まさずみである。丁巳六月に駿府加番の命を受けたのは、此正純である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)