“正服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいふく71.4%
ふく28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刑事や正服せいふくまもられて、会社から二丁と離れてない自分のうちへ、帰ったのだった。そして負傷した身体からだを、二階で横たえてから、モウ五六日った朝のことなのである。
(新字新仮名) / 徳永直(著)
其巡査の話に、正服せいふく帯剣たいけんで東京を歩いて居ると、あれは田舎のおまわりだと辻待つじまちの車夫がぬかす。如何してかるかときいたら、で知れますと云ったと云って、大笑した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「それは美術学校の正服ふくです。一つこれを着て下さい」
学校の正服ふくを着けて参らねばならない。