檢視けんし)” の例文
新字:検視
矢庭やにはに二人とも生捕いけどり引立ひきたてしは心地よくこそ見えたりけりよつて二人とも入牢申付られしが吉原にあり手負ておひの平四郎は四日相果あひはてし故檢視けんし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
同じ事なら、竹矢來を組んでよ、檢視けんしの役人附添の上、ドンドンと太鼓を叩いて、揚幕からんづ/\と出てみたいやな。
おされ大岡殿喜兵衞勘右衞門と呼ばれ其方ども其時の事を申立よとたづねらるれば兩人かしこまり領主の役人ども檢視けんし相濟あひすみ取片付仰付られしまでの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞き通仙の家内かない起出おきいでて見るに鹿のたふれて居る故早々さう/\町役人へ屆け奈良奉行へ檢視けんしを願ひ出でけるに通仙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)