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横
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よ
ふりがな文庫
“
横
(
よ
)” の例文
狼狽した色が武蔵の顔を
横
(
よ
)
ぎった。垣の隙間からその人の姿がわかった。——門内の坂を駈けおりて来たのは若い女なのである。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この時、無窮と見えた雲の運動は止まって、踏むさえ惜しい黄金の土地の上を、銀色の川が
横
(
よ
)
ぎって、池の菱の花は、静かに、その瞼を閉ざすのである。
農村
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
中庭を
横
(
よ
)
ぎって、肥料溜めになっている低い壁ぎわまでやって来る。一つは習慣になっているのと、一つは経済ということを考えて、そこへ小便をする。
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
“横”の意味
《名詞》
(よこ)左右の方向。水平の方向。
(よこ)東西の方向。
(よこ)側面。
(よこ)傍ら。
(よこ)同列の関係。
(出典:Wiktionary)
“横(縦と横)”の解説
縦(たて)は主に垂直や前後の方向を、横(よこ)は主に水平や左右の方向を指す語である。
縦と横は対義語である。
(出典:Wikipedia)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
“横”を含む語句
横面
横顔
横臥
横川
横町
横腹
横倒
縦横
横着
横道
横行
横頬
横合
横手
横綴
横仆
横啣
横笛
横道者
横浜
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