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権能
ふりがな文庫
“権能”のいろいろな読み方と例文
旧字:
權能
読み方
割合
けんのう
66.7%
ちから
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんのう
(逆引き)
しかも打ちながら、自分は人並にこの鐘を撞木で
敲
(
たた
)
くべき
権能
(
けんのう
)
がないのを知っていた。それを人並に鳴らして見る猿のごとき
己
(
おの
)
れを深く
嫌忌
(
けんき
)
した。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
諸君には中央委員の命令を審議する
権能
(
けんのう
)
はないのだ。このことは既にじゅうぶん承知のことと思うが——
鉄の規律
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
権能(けんのう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちから
(逆引き)
まことに汝らに告ぐ、ここに立つ者のうちに、神の国の、
権能
(
ちから
)
をもて来たるを見るまでは、死を味わわぬ者どもあり。(九の一)
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
「
智慧
(
ちえ
)
と
権能
(
ちから
)
とは神にあり、智謀と
穎悟
(
さとり
)
も彼に属す」る事を、この世の各方面にわたりて実証している。辞句の意味は説明せずして
明
(
あきら
)
かである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
権能(ちから)の例文をもっと
(2作品)
見る
“権能”の意味
《名詞》
権能(けんのう)
権利を主張し、また行使できる能力。
(出典:Wiktionary)
権
常用漢字
小6
部首:⽊
15画
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“権”で始まる語句
権
権柄
権化
権幕
権現
権威
権利
権妻
権高
権力
“権能”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
内村鑑三
夏目漱石
平林初之輔
吉川英治