あかり)” の例文
新字:
これより後、大后とよあかりしたまはむとして、御綱栢みつながしはを採りに、木の國に幸でましし間に、天皇、八田やた若郎女わかいらつめひましき。
また天皇、長谷の百枝槻ももえつきの下にましまして、豐のあかりきこしめしし時に、伊勢の國の三重のうねめ大御盞おほみさかづきを捧げて獻りき。ここにその百枝槻の葉落ちて、大御盞に浮びき。
その將軍いくさのきみ山部やまべ大楯おほたてむらじ、その女鳥の王の、御手にかせる玉釧たまくしろ一三を取りて、おのがに與へき。この時の後、豐のあかりしたまはむとする時に、氏氏の女どもみな朝參みかどまゐりす一四