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束藁
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たわし
ふりがな文庫
“
束藁
(
たわし
)” の例文
爼板
(
まないた
)
の出してあるは南瓜を祝うのです。手桶の寝せてあるは
箍
(
たが
)
の切れたのです。
笟
(
ざる
)
に切捨てた
沢菴
(
たくあん
)
の尻も昨日の茶殻に交って、
簓
(
ささら
)
と
束藁
(
たわし
)
とは添寝でした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
同
(
おなじ
)
町の軒並び二町ばかり
洲崎
(
すさき
)
の方へ寄った角に、浅草紙、
束藁
(
たわし
)
、
懐炉灰
(
かいろばい
)
、
蚊遣香
(
かやりこう
)
などの荒物、
烟草
(
たばこ
)
も封印なしの一銭五厘二銭玉、ぱいれっと、ひーろーぐらいな処を商う店がある
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後は
浪花節
(
なにわぶし
)
を
呻
(
うな
)
る声と、
束藁
(
たわし
)
のゴシゴシ水のザブザブ。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
“束”で始まる語句
束
束髪
束縛
束脩
束帯
束子
束髮
束修
束々
束把