“束修”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そくしう75.0%
そくしゅう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、こちらの東京出發前に、かの女の學ぶべきことを寫眞にきめてやり、そこの束修そくしうやら二三ヶ月分の月謝やらを渡して來たのだ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「不意に來たからつて怪しい人間ぢやねエ。神田の八五郎といふ者だ。束修そくしうはいくらだえ。——樽代たるだいとか何んとかあるなら、さう言つてくれ。はゞかり乍ら——」
銭形平次捕物控:124 唖娘 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「だって束修そくしゅうるんだからね、君」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)