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束々
ふりがな文庫
“束々”の読み方と例文
読み方
割合
つかつか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかつか
(逆引き)
しかし、それも一瞬のことで、俺の胸元に野蛮な激情が突っかけて来、
束々
(
つかつか
)
と陶の傍へ行くなり、力任せに肩を蹴った。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「どうしたい!」と私は
束々
(
つかつか
)
と進んで、「
先
(
ま
)
アこっちへ来給え、」と応接へ案内し、卓を
央
(
なか
)
に
相対
(
さしむか
)
いとなるや、「大変悪いように聞いたが、能く出て来られたネ!」
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
我知らず肩を
聳
(
そび
)
やかすと、
杖
(
ステッキ
)
をぐいと振って、
九字
(
くじ
)
を切りかけて、
束々
(
つかつか
)
と通った。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
束々(つかつか)の例文をもっと
(3作品)
見る
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
々
3画
“束”で始まる語句
束
束髪
束縛
束脩
束帯
束子
束髮
束修
束藁
束把
“束々”のふりがなが多い著者
内田魯庵
久生十蘭
泉鏡花