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杉菜
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すぎな
ふりがな文庫
“
杉菜
(
すぎな
)” の例文
同じ「どこどこ続いだ」の遊戯も、土地によって土筆即ち
花茎
(
かけい
)
を
以
(
もっ
)
て行うところもあれば、また
杉菜
(
すぎな
)
即ち
葉茎
(
ようけい
)
を以てするところもあった。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
君長は女を放して
剣
(
つるぎ
)
を抜いた。大夫の首は地に落ちた。続いて胴が
高縁
(
たかえん
)
に倒れると、
杉菜
(
すぎな
)
の中に静まっている自分の首を
覗
(
のぞ
)
いて動かなかった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
小石原から立つ
陽炎
(
かげろう
)
がゆらゆらと揺れる。砂原の
杉菜
(
すぎな
)
の葉末に
宿
(
やど
)
った露に、日光が光った。
父の俤
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
杉菜
(
すぎな
)
喰ふ馬ひつたつる
別
(
わかれ
)
かな 関節
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
そうして、
蓋
(
ふた
)
のとられた
行器
(
ほかい
)
の中には、新鮮な
杉菜
(
すぎな
)
に抱かれた鹿や猪の肉の
香物
(
こうのもの
)
が高々と盛られてあった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
“杉菜(スギナ)”の解説
スギナ(杉菜、接続草、学名: Equisetum arvense)は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。一般的には栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)と呼び分けることがある。
(出典:Wikipedia)
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
菜
常用漢字
小4
部首:⾋
11画
“杉”で始まる語句
杉
杉箸
杉原
杉風
杉戸
杉垣
杉山
杉森
杉林
杉苗