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本旨
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ほんし
ふりがな文庫
“
本旨
(
ほんし
)” の例文
何の悪意もない彼には、最初いっこうその当こすりが通じなかったが、だんだん時間の進むに従って、彼らの
本旨
(
ほんし
)
がようやく分って来た。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
先生の
本旨
(
ほんし
)
は、右二氏の
進退
(
しんたい
)
に関し
多年来
(
たねんらい
)
心に
釈然
(
しゃくぜん
)
たらざるものを記して
輿論
(
よろん
)
に
質
(
ただ
)
すため、
時節
(
じせつ
)
を
見計
(
みはか
)
らい世に
公
(
おおやけ
)
にするの考なりしも、
爾来
(
じらい
)
今日に至るまで深く
筐底
(
きょうてい
)
に
秘
(
ひ
)
して人に示さざりしに
瘠我慢の説:01 序
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
つまり南蛮寺としては、この方がむしろ本筋なのであつて、星移り物変つて昭和の今日、政商の別業が化してエケレジヤとなる
如
(
ごと
)
きは、まことに南蛮寺の
本旨
(
ほんし
)
に
適
(
かな
)
つたものと言はねばならぬ。……
ハビアン説法
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“本旨”の意味
《名詞》
本 旨(ほんし)
本来の趣旨、本当の考え。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町