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晨
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あさ
ふりがな文庫
“
晨
(
あさ
)” の例文
紛々と降りしきる雪のなかに、往来の男や女はそれからそれへと続いてゆく。さすがは市中の雪の
晨
(
あさ
)
である。
雪の一日
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
朝鮮語で
晨
(
あさ
)
をアチム、例推するに本邦で上世、晨すなわち日の出る事をアズマと呼び、東は日の出る方故、東国を朝早く鳴く鶏に
併
(
あわ
)
せて鳥が鳴く吾妻と称えただろうと、
洵
(
まこと
)
に正説で
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
露国の古話に蛇精が新米寡婦方へその亡夫に化けて来て毎夜
伴
(
とも
)
に食い、同棲して、
晨
(
あさ
)
に達し、その寡婦火の前の
蝋
(
ろう
)
のごとく
痩
(
や
)
せ溶け行く、その母これに教えて、
他
(
かれ
)
と同食の際わざと
匕
(
さじ
)
を
堕
(
おと
)
し
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これかの尊者の非業の死を
旌
(
あら
)
わすためにこの
晨
(
あさ
)
のみ現ずる物の由
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
晨
漢検1級
部首:⽇
11画
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