昼餐ひるげ)” の例文
旧字:晝餐
と、金剛山寺こんごうせんじでは彼の下山と聞いて、急に、その日の昼餐ひるげを、朝原寺の一房にととのえて、院主いんじゅがお相伴しょうばんに坐り、役僧以下も給仕に付いて
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昼餐ひるげをば神子田みこだのおそのさんといふ従姉(新山堂の伯母さんの二番目娘で、自分より三歳の姉である。)の家で済ました。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昼餐ひるげどきはてしさびしさ春の日も紅茶のいろに沈みそめつつ
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
昼餐ひるげしろやいただかう。
第二海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
昼餐ひるげしろやいただかう。
第二海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)