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早世
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そうせい
ふりがな文庫
“
早世
(
そうせい
)” の例文
宗助と小六の間には、まだ二人ほど男の子が
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(
はさ
)
まっていたが、いずれも
早世
(
そうせい
)
してしまったので、兄弟とは云いながら、年は
十
(
とお
)
ばかり違っている。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
此の敦忠が天慶六年に
早世
(
そうせい
)
してからは、禁中で管絃の
御遊
(
ぎょゆう
)
がある時は博雅三位がなくてはならない人になり、三位に差支えがあるとその日の御遊を中止し給うようになったが
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
粕谷の彼は
起
(
た
)
ってお馨さんと彼等の
干繋
(
かんけい
)
を簡単に述べ、父者人に対して卑怯なる虚言の罪を謝し、終に臨み、お馨さんの
早世
(
そうせい
)
はまことに残念だが、自身の妹か娘があるならば
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
五代目か七代目(六代目は
早世
(
そうせい
)
)かの団十郎が助六の当り狂言より、この助六を思ひ浮べ、売り出せりとも聞きしが、その人もなく、吾が筆記も焼け、確定しがたき説となつた。
江戸の玩具
(新字旧仮名)
/
淡島寒月
(著)
その
良人
(
おっと
)
が惜しまれる腕を残して
早世
(
そうせい
)
するとともに、子供だいじに後家をたてとおすべきだと、涙とともに一心に説いた父、作阿弥の言をしりぞけて、自らすすんで某屋敷へ腰元にあがり
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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栄吉氏の弟に豊次郎という人があったが、これは
早世
(
そうせい
)
しました。
幕末維新懐古談:44 東雲師の家の跡のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“早”で始まる語句
早
早速
早々
早業
早晩
早稲田
早熟
早合点
早鐘
早苗