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旅鴉
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たびがらす
ふりがな文庫
“
旅鴉
(
たびがらす
)” の例文
なにしろあっし達は
旅鴉
(
たびがらす
)
のことであり、そうそう同じ土地にいつまでゴロゴロして、
出奔
(
しゅっぽん
)
した奴のことを考えている
遑
(
いとま
)
がないのでネ。
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
路は悪いが甲州街道を
身延
(
みのぶ
)
まで出にやなら無えから、忘れもし無え、
極月
(
ごくげつ
)
の十一日、四谷の荒木町を振り出しに、とうとう
旅鴉
(
たびがらす
)
に身をやつしたが、なりは
手前
(
てめえ
)
も知つてた通り
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ただしその声は
旅鴉
(
たびがらす
)
のごとく
皺枯
(
しゃが
)
れておったので、せっかくの
風采
(
ふうさい
)
も
大
(
おおい
)
に下落したように感ぜられたから、いわゆる源ちゃんなるもののいかなる人なるかを振り向いて見るも面倒になって
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「鳥でさえも
旅鴉
(
たびがらす
)
はいじめられる」
心中浪華の春雨
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
旅鴉
(
たびがらす
)
か」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“旅鴉”の解説
「旅鴉」(たびがらす)は、1972年11月に発売された五木ひろしのシングルである。
(出典:Wikipedia)
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
鴉
漢検1級
部首:⿃
16画
“旅”で始まる語句
旅
旅籠
旅籠屋
旅人
旅宿
旅行
旅館
旅商人
旅立
旅舎