斗棒とぼう)” の例文
我国にて児童等こどもらが人のかど斗棒とぼうにてたゝき、よめをだせむこをだせとのゝしりさわぐは、右の風土記の俗習ぞくしふ遺事ゐじなるべし。
我国にて児童等こどもらが人のかど斗棒とぼうにてたゝき、よめをだせむこをだせとのゝしりさわぐは、右の風土記の俗習ぞくしふ遺事ゐじなるべし。
骨董集こつとうしふ上編下、かゆの木のくだりに、○粥杖かゆづゑ祝木いはひぎ○ほいたけぼうといふ物、前にいひし斗棒とぼうに同じ。
骨董集こつとうしふ上編下、かゆの木のくだりに、○粥杖かゆづゑ祝木いはひぎ○ほいたけぼうといふ物、前にいひし斗棒とぼうに同じ。
我が塩沢しほざは近辺きんへんの風俗に、正月十五日まへ七八歳より十三四までの男のわらべどもさいの神勧進くわんじんといふ事をなす。少し富家ふかわらべこれをなすには𣖾木ぬるでのきを上下よりけづかけつばの形を作る、これを斗棒とぼうといふ。
我が塩沢しほざは近辺きんへんの風俗に、正月十五日まへ七八歳より十三四までの男のわらべどもさいの神勧進くわんじんといふ事をなす。少し富家ふかわらべこれをなすには𣖾木ぬるでのきを上下よりけづかけつばの形を作る、これを斗棒とぼうといふ。